J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

自民党「身内でやろうぜ」説 「新布陣」の出来映え

<テレビウォッチ> 野党に転落した自民党だが、野党時代の民主党よりはテレビの露出は多いようだ。このほど谷垣新総裁が組織した「新布陣」が判明したというので、スパモニもかなりの時間を割いてお伝えした。

   新体制では、これまで1人だった幹事長代理ポストを一挙6人に増員。ポストが減った埋め合わせではないかなどと陰口が聞かれ、「みんな幹事長にすればいい」(平沢勝栄議員)などの批判も出ているという。

   新しい幹事長代理には、二階俊博・前経済産業相ら、昔取った杵柄的な顔が並ぶ。三反園訓・テレビ朝日コメンテイターは「身内でやろうぜという雰囲気」だとし、そのなかで注目は広報部長という要職に就いた小池百合子だという。「どういう谷垣さんのポスターをつくるか」が楽しみなんだそうで。

   在野精神を旨とするコメンテイターの鳥越俊太郎は「谷垣さんは『みんなでやろうぜ』と言ったが、この人事からは何をやるのかが依然、見えてこない」などと話す。いまのところ、野に下った自民党にも政権時代ととくに変わらずに接しているようだ。

   「とりあえず、国会で(鳩山首相の)献金問題を追及しようというのは見えてますけどね」。三反園は失笑気味に自民党が「みんなでやること」を挙げていた。