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アカデミー賞監督の「淫行」 「示談で帳消し」は無理?

<テレビウォッチ>コメンテイターで作家の若一光司プレゼンツ「世界びっくりニュースウォッチ」では、スイスで拘束されたロマン・ポランスキー監督の一件を取り上げていた。

   映画「戦場のピアニスト」でアカデミー監督賞を受けた有名な映画監督だが、もうひとつの顔は「逃亡者」。32年前、13歳の女性に対して暴行(淫行)をはたらいた容疑で米国内で逮捕。保釈中に、米国と身柄引き渡しの取り決めのないフランスに逃亡していたのだ。

   もっとも事件は古く、かつての被害者とも示談が成立の方向であり、映画関係者などを中心に釈放を求める動きも盛んになっている。スタジオの大沢孝征弁護士は「法律的には(裁かれるのが)当然」と腕組みをするが、「なにか落し所はないんですか」と小木逸平アナが聞く。

   しかし、若一によると「絶体絶命という状況ではないか」。もし有罪になれば、数十年級の長期刑が予想され、残りの人生を檻の中で過ごす可能性もあるそうだ。