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市橋容疑者の口閉ざすもの 「おそれ」か「戦う気持ち」か

<テレビウォッチ>英国人英会話学校講師の死体遺棄容疑で逮捕された容疑者はなぜ食べず、喋らないのか――。この大問題が本日(11月19日)もスパモニ捜査本部で討議されていた。

   「推察するしかない。納得できる答えはない」(鳥越俊太郎)状況下、コメンテイター陣の推理にも終わりは見えない。少なからず、コメンテイター自身の心理や世界観の投影といった趣でもある。

   事件直後、自宅マンションから捜査員をはだしで振り切って逃走し、整形を繰り返して、建設会社に潜伏するなど、どちらかといえば、ふてぶてしいイメージがつきまとう容疑者。だが、やくみつるは、彼のなかに「おそれ」を見て取る。「あらがってるというよりは、むしろ、じつは肝っ玉の小さい人間で、将来に対するおびえが口を閉ざす一因ではないか」

   鳥越は当初、喋らないのは「英国人女性を絞め殺したときの状況を思い出したくないから」ではないかと見ていたが、「ここまで長くなってくると説明できない」。「『戦う』という気持ちがあるのかな」と首を傾げながら軌道修正した。