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民主マニフェスト変更 「詐欺まがい」か「オープンならアリ」か

テレビウォッチ>民主党の小沢幹事長がきのう(12月16日)、副幹事長ら20人を引き連れて官邸に乗り込み、来2010年度予算と税制に関する18項目の要望書を提出した。これまでの陳情などをもとにまとめた党の見解だ。

   この中で注目は、公約のマニフェストに切り込んだ部分。子ども手当に所得制限を設けたことと、ガソリンの暫定税率を維持する(廃止しない)としたこと。

   赤江珠緒が「マニフェストを変えてきました」

   鳥越俊太郎は、「マニフェストをもとに政権をとった初のケースで、実際に政権についてみて、変更はあってもいい。オープンにしていれば、ボクはアリだと思う」

   三反園訓は、「わかりやすくなってきた。2重権力じゃなくて小沢さんのひとり試合。子ども手当では、所得制限に賛否があり、暫定税率でも税収が少ないのにどうしようと。それに小沢さんが調整に出てきてくれた。鳩山さん、4回も『ありがとう』といっていた」

しかし東ちづるは、「守れるものと守れないものがあるのはわかる。が、子ども手当は、子どもは宝だからみんなで支えようという。これが新政権のカラーだと思っていたのに、ここを変えるとなると、ちょっと裏切られたような気持ちになる」という。
やくみつるは「事業仕分けはよくやったが、マニフェストの仕分けは中身が見えない、上からどっかんみたいな。選挙で勝つための手だてだったのかと、ちょっと詐欺まがいにも見える」

三反園は「小沢さんは、この程度なら国民は許してくれると踏んでいる。が、所得制限をどうやるのかは難しい」

   小木逸平は「事業仕分けはよく見えたが、陳情の部分が見えない……」

   鳥越「いや、見えてると思う。党がこう言ったとか、亀井さんも勝手なことを言う。自民党だったら、一切表に出てこない。今回はみんないろいろ言っても、最後は首相が決断すればいいんだから」

   所太郎は「なんでここまでかかったんだ、というのがある。国家戦略室は枠組みを出さなかったんだと」

三反園は「調整役はやはり小沢さんしかいないんだな、というのが見えてきた」
鳥越「それがオープンになってる」(笑い)

そう、そこが最大の違い。国民との距離感の違いになっている。