J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

朝青龍の「擁護派大物」 やくみつるに完敗宣言

<テレビウォッチ> 大相撲の横綱朝青龍の暴行事件は、重大な局面を迎えている。被害者は「マネジャー」ではなく、しかも鼻の骨を折るなどの重傷だった――など、朝青龍の当初の説明とは異なる報道がされている。

「ショックを」

   これは、これまでの横綱の品格がうんたら、巡業サボってどうたら問題とは、まったく別次元。「朝青龍をずっと応援してきたワタシも、今回の報道には大きなショックを受けました」と、小倉智昭キャスターも顔色なし。

   スタジオには、「朝青龍に厳しい見方をしていた」(オグラ)漫画家のやくみつるがゲストでやって来、「比較的、(朝青龍)擁護の立場に立っていた小倉さんがどう仰るかと思ってたんですが、やはり『斟酌の余地はない?』」と、あろうことか不遜にも神聖オグラに挑発的な逆質問。

土俵際で…

   とくダネ!の伝統と格式から言って到底許されざる行為なのだが、主オグラは不問に付し、「やっぱ、これはキツイ」とあきらめ顔。どうやらオグラは朝青龍追放もやむなしとの考えに傾いているようだ。

   オグラはさらに、「ボクは今回の一件が起こって、ヤクさんには完敗だなと思ってますよ。ヤクさんの言ってたことが正しかったんだなと」と敗戦の弁すら述べるのであった。

   今回ばかりは「ボクはこうなると思って――」なかったようだ。いつも自信満々お見通しなオグラらしからぬ大失態。ただ、こんなところで「勝ち負け」を口にするあたり、徳俵ぎりぎりオグラらしさを残したとは言えよう。