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バンクーバー五輪のメダル予想 ゼロ説と「長野の10超え」説

テレビウォッチ>バンクーバー五輪の開幕まで2週間を切った。そこで、番組では注目日本人選手の紹介とメダル予想をじつにありきたりなフォーマットで繰り広げ、なんだか番宣の域を一歩も出ない内容であった。

「この予想以上…」

   日本のメダルは、長野でメダル10個の大量獲得のあと、ソルトレーク2個、トリノ1個とじり貧状態。このままではバンクーバーはゼロ――!?というところだが、日テレ系五輪中継キャスターの荻原次晴が予想するところでは、日本勢は奇跡のV字ジャンプ(回復)を遂げる見込みだ。「今回は長野オリンピックの再来なるかというくらいメダルが期待できます」。

   金メダルは上村愛子、ノルディック複合団体、高橋大輔の3個。そのほか、ジャンプ団体、女子フィギュアなどで、「(メダル)10個は取ってくれるでしょう」と大風呂敷予想を広げた。

   しかし、ホラといえば黙ってないのがテリー伊藤である。「荻原さんの予想は甘いですね」というテリーは「スケートは長島さん、彼こそ金メダル候補」など、荻原の予想から漏れたメダル有力候補の名を次々と出し、「この予想以上の数になる可能性、高いですよ」と、ウラ番組の目利きキャスターも顔負けの勢いで予言していた。