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「小沢安泰」で吹くか粛正の嵐 不起訴報道と未定説

<テレビウォッチ> 昨夜(2月2日)来、流れ始めた「東京地検が、小沢氏不起訴の方向で最終検討?」報道について、スタジオ陣が意見を述べ合う。

「最後までわからない」

   赤江珠緒が「これは一体どういうことなんでしょうか」と水を向けると、鳥越俊太郎は、(小沢幹事長が)収支報告書の虚偽記載に関与したと立証することが出来なかったのではないか、としつつ、「ただ、東京地検特捜部はわからないところだから、最後の最後までわからない」と笑いにまぎらせた。

   電話参加の大澤孝征(弁護士、元検事)も「まだ不起訴を決めてはいないと思う」と切り出す。

   その一方で「仮に不起訴があるとすれば共犯関係の立証がむずかしいということ。会計責任者が報告すればよしとする政治資金規正法が現状のままでいいのか」「政治団体の代表者が自ら署名してハンコを押すような形になっていれば、立証が楽だった。公職選挙法のように連座制が必要ではないか。逆にいえば、検察にとっては武器が足りなかったということになりかねない」とも語る。

ポスト変更が…

   落合惠子は「国民は権力のある人に対して厳しくあらねばならない。権力のある人自身も自立的にセルフコントロールしなければならない……特捜部も絶対的権力者だ。いままでの流れを見ると一体、何だったんだと思う」と検察側を批判。

   森永卓郎は、前原国交相、野田財務副大臣らが小沢幹事長の進退に関して踏み込んだ発言をしたことに触れ、「小沢さんが残ったら民主党内でたいへんなポストの変更があるだろう」と予測する。

   夏の参院選にどんな影響を及ぼすことになるのか。