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内閣支持率VS政党支持率 小沢「開き直り」の根拠

<テレビウォッチ>「小沢不起訴、幹事長続投」という事態を受けた報道各社の世論調査は、鳩山内閣の不支持率が支持率を上回る結果になった。

不支持が支持を上回る

   朝日新聞45%対41%、読売新聞47%対44%、共同通信45.1%対41.4%(毎日新聞だけが37%対49%と、支持が上回った。その理由について番組ではコメントなし。少しは触れてほしいところだった)。「小沢幹事長は辞任すべし」の声は各社とも70%前後と高い。一方、政党支持率は依然、民主が自民に差をつけている。

   今朝(2月8日)冬休みの鳥越俊太郎に代わってナビゲ-ターを務めた若一光司(作家)は、「政党支持率に変化のないことが、小沢さんが開き直る根拠になっている。次の参院選を重要視する小沢幹事長にとっては、政党支持率の方が大事だ」とした。

「捜査続く可能性」

   三反園訓(テレ朝コメンテーター)は、「小沢さんサイドは、捜査がまだ続く可能性があると見て、幹事長でいた方がいいと考えている。幹事長にとどまって選挙を戦って過半数を取れなければキッパリ辞める方針らしい。辞めると、鳩山さんが次の標的になるので、それを防ぐ意味合いもあるようだ」と話す。

   赤江珠緒が「小沢さんの戦略と国民の声、今のところ乖離があるようです」と締めくくった。

   小沢VS検察の戦いは、どこまで続くのだろうか。