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みの、鳩山首相へ執拗に迫る 「さかのぼり納税で終わり?」

<テレビウォッチ> みのもんたが、気がなさそうに「初の党首討論、8割が政治とカネでした」という。政権発足から5か月たってようやくだ。

党首討論で「政治とカネ」

   ちょうど確定申告が始まったところで、自民党の谷垣総裁は、鳩山首相の贈与税後払いから突っ込んだ。納税者からは文句が続出している。

   鳩山首相は、「母からの資金提供で、国民の中に納税をバカバカしいという気持ちが起きていることは申しわけない」と低姿勢だったが、国民には「新しい国づくりのために」と納税を呼びかけた。

   また、小沢幹事長や小林千代美議員のカネの問題で、「国会で説明責任を果たすよう主導を」というのには、「必要であれば、そう進言することは十分あろうかと思う」と答えた。さらに、「政治団体も含めて企業・団体献金を禁止しなければならない。自民党も努力してもらいたい」と逆襲したが、谷垣総裁は「問題のすり替えだ」といなした。

   終わって鳩山首相は、「他の問題を話したかったが、自分と小沢幹事長の問題があるので、1度はこうなってしまうのかなと、国民に申しわけない」と、しおらしく話した。

「一般の人も?」

   みのが、「鳩山さんは、必要があればといったが、必要でない場合もあるのですか? 必要に決まってる」と。さらに、首相が「さかのぼって納税した」というのにもかみついた。

   嶌信彦は、「普通なら課徴金とか追徴課税とかなるものですよ。それをさかのぼって納税した」

   みの「一般の人もそうできる?」

   嶌「そんなことないでしょう。脱税は重罪ですから、金だけで済まないかもしれない。その分まで払いますよといえばよかった。払えるんだから」(笑い)

   みのは「一般の人でもできるのかどうか……」としつこい。

   嶌「国税庁に聞きたいですね」

   みのは「聞きたいですねー、本当に聞きたいです」と力をこめた。

   党首討論から見事にそれちゃって、また彼の口から聞くと、妙に切実に聞こえる。