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舛添新党VS小沢新党 結成の香りと「政治とカネ」

<テレビウォッチ>「週刊永田町トリビア」は、政治記者歴の長い三反園訓(テレ朝コメンテーター)が、その経験で得た雑学をレクチャーするコーナーだ。

みんなの党との連携

   冬休み中の赤江珠緒の代役、上宮菜々子アナが言うには「大好評」とのこと。今朝(2月24日)のテーマは「新党」。

   これまで国会で議席を得た新党は約50だとか、現在、議席を有する11政党のうち7党が15年以内にできた新党だとか、うんちくを傾けた三反園は、「みんなの党」の渡辺喜美代表をVTRで登場させる。

   そして、金の調達に苦労したこと、党名を「みんなの党」にした理由などを聞き出した後、「舛添新党」との合併について尋ねる。

   「舛添さんが自民党の新旧分離をやること。新党には改革派を集めてもらって政界再編をやるということ。まず決起をやってもらわないと先に進めない」というのが渡辺の答え。合併時期に関しては「常識的には選挙後の話でしょう」と述べる。

新党結成の予感

   ここで鳥越俊太郎が「選挙の前に新党をつくって旋風を巻き起こすのも1つの手だ」と口をはさむと、三反園はあえて逆らわず、「舛添新党が旋風を起こした後に一緒になってキャスティングボードを握ろうとするのでは」と受ける。

   さらに三反園は、かつて「新自由クラブ」が出来たときはロッキード、1993年の新党ブームが起きた際はリクルートと、金がらみの事件がきっかけになったことを示し、今年も政治と金が問題化しているのを引き金に新党結成の予感がすると語る。

   その候補は自民党の支持が低迷した場合の「舛添新党」、小沢幹事長が更迭されて民主党を飛び出したときの「小沢新党」だとした。

   単に過去を振り返るだけでなく、話題のニュースを取り込むなど工夫が見られた。