<泣かないと決めた日>新人会社員・美樹(榮倉奈々)が職場でのイジメと奮闘する物語。中盤以降、美樹がもっと反撃らしい反撃をするのかと思っていたのだが、そうでもなかった。最終回で、うまくまとまるのだろうか!?
初回と比べて美樹が変わったこと。陥れようと足を引っ張る先輩に対して、言い返せるようになったこと。
「何でこんなことするんですか? 成功させるために一緒にやってるのに、マイナスになるようなことしないんでほしいんです!」
もう少し言ってやってもいいんじゃない? と、もやっとする部分もある。しかし、現実はなかなかそうもいかない。実際、会社で働いていたら先輩に反撃なんてできないよなぁ。
他の社員も、上司からパワハラを受けたり、DVを受けたり、自分の成長に限界を感じていたり……それぞれが問題を抱えている。だからといって鬱憤をイジメではらすことは許されないのだが。
そんな、いまだに立場が悪い美樹だが、協力的な上司も現れたことも変化といえる。「歩み寄ることが、私にとって大切な一歩だった」と気付く美樹。時には泣いたり退職を考えたりしながらも、イジメに耐え、まっすぐに頑張ってきた先に見えたことだろう。
ただ、これ最終回でどうまとめるのかー!? 大体、美樹の元恋人の中原(要潤)も、美樹を裏でイジメる万里香(杏)と、イジメに気づかないまま結婚してしまうし……。1番タチの悪い万里香とか部長(段田安則)とか、まだまだほくそ笑んでるぞ。成敗してほしい気持ちがいっぱいで、もどかしい。<テレビウォッチ>
てらっち