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万博ソング、岡本側が使用快諾で一件落着は納得できない

<テレビウォッチ> 上海万博のPRソングが岡本真夜の「そのままの君でいて」にそっくりだと指摘されていた問題で、作曲家は盗作を否定したものの、上海万博実行委員会から岡本側に楽曲使用を求める依頼があり、岡本側は快諾したという。

日本でも過去に

   そう聞いて番組司会のみのもんたは、「すばらしい」と評したが、コメンテイターの杉尾秀哉TBS解説・専門記者室長は「岡本さんが快諾したからあれですけど、これは著作権侵害ですからね」とシブい顔。スポーツプロデューサーの三屋裕子は「謝罪はほしいよね」と、まるで著作権保有者のような顔で断じた。

   さて、みのの言うように「すばらしい」のかどうかは置くとして、こうした形での事態収拾が特段「異例」でもないのはたしかだろう。日本国内でも、過去にヒットした曲の作曲者クレジットがいつのまにか変更され、事後カバーあるいは共作となった例はいくつもある。