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今年7月からアナログ放送も「地デジ」サイズ

   地上デジタル放送への完全移行は2011年7月24日だが、今年7月5日からアナログ放送も「地デジ」サイズになってしまう。

「アナログ放送の画面サイズは横4に対して縦3という比率ですが、地デジ放送の画面サイズは16対9の横長なのはご存じだと思います。7月5日からはアナログ放送もこの16対9で放送します」(全国地上デジタル放送推進協議会)

これによってアナログテレビの画面はどう変わるのか。画面の上下に黒い帯ができて、映像が横長になる。これまで地デジサイズで撮影された映像をアナログテレビで見ると、左右がカットされていたが、これが見られるようになるのだ。しかし、画面はかなり小さくなってしまう。

「左右に合わせて上下が縮むので、15%ぐらい小さくなります。29インチのアナログテレビだと、実際の映像は24インチのテレビぐらいになります」(同協議会)

黒い帯の部分には、アナログ放送が中止になることがうるさいほど告知されるらしい。早く地デジ対応テレビに買い換えろということかーー。