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W杯の国内経済波及効果 街で聞いたら「やっぱり低調」

   国内では「盛り上がらない」ことが話題のサッカーワールドカップ南アフリカ大会が開幕した。W杯の経済効果に注目した「スパモニ」が、「街の実感」を聞いてみたところ、案の定、低調ぶりを裏付ける感じとなった。

世界でいちばん売れてないチケット

   JTB本店では「日本戦ツアーの予約は定員の3割」しか売れてない。赤江珠緒キャスターは「(W杯)全64試合で日本×カメルーン戦が一番売れてないって(話を聞いた)」と、ついでに日本戦の世界的な不人気ぶりを口にする。

   伊勢丹新宿店のサッカー応援グッズ販売店は「(売り上が)目標を上回った」というが、そもそも盛り上らないことを織り込んで、目標を控えめに設定していたというウラがあった。 だが、それでも景気の良い業界はあるもので、ビックカメラ新宿西口店ではテレビ等の売り上げが通常の5割増なんだそうな。

   「え? これ今回の話ですか」とオドロキの山口一臣・週刊朝日編集長。エコポイントの後押しもあり、厳密なW杯効果は計れないものの、売り場の店員はその恩恵を肌で感じているという。