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W杯ドイツ・イングランド「大誤審」44年前の因縁

   ドイツが「大誤審」にも助けられてイングランドを下し8強入りした。キャスターの小倉智昭の「あれでイングランドはガクッときただろうね」はその通りだが、両チームには過去に逆の大誤審があった。

66年大会ではノーゴール得点

   今回、誤審が起きたのは、ドイツが先制して2-1で迎えた前半38分。イングランドのMFランパードが放ったシュートがクロスバーに当たってゴール内でバウンド、再びバーに当たった後、ドイツのGKノイアーが捕球した。

   ところが、主審はゴールと認めず、そのまま試合は続行され、勢いに乗ったドイツが4-1で快勝した。

   ビデオの映像を見ても、はじめにクロスバーに当たって落ちた球は、完全にゴールラインに入って跳ね返っており、明らかに誤審。

   小倉は「これが入ってイングランドが2-2でドイツに追いついていれば、絶対に展開が変わったよ」

   この誤審で思い出されたのが、1966年イングランド大会の両国チームによる決勝戦。この時は逆に、ゴールラインを割らなかったイングラン選手のシュートがゴールと判定され、イングランドが初優勝した。

   いまだにドイツはこの時のゴールを認めていないらしいが、小倉は「これで、今回はチャラ?。そんな甘いもんじゃないと思うけど」と不満そうだった。