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暴力団関与知らなかった…だったらだれが「胴元」?

   連日大騒ぎの大相撲・野球賭博問題。そのなかで、胴元に暴力団が関与してることは公然たる事実のように番組内では語られてきた。一方、仲間内だけでやっていた可能性はわずかながらあり、それならそれでおもしろかったが、現実はそう甘くなかった。

普通、やってれば気づく

   番組によれば、このたび賭博仲介役の元力士がめでたくも胴元に暴力団が関わってると明言したそうな。ただ、調査委によれば、賭博をたしなんでいた力士たちには暴力団とつながってる認識はなかったという。

   これに「うーん?」と物言いとつけたのは番組コメンテイターの田中喜代重弁護士。田中に言わせれば、野球賭博はハンディをつけたり専門的で、賭けるにしても相手が必要だし、金額も大きい。

   「冷静に考えると、暴力団とつながってる大きな組織が見えてきますけどね」と、赤江珠緒キャスターも田中の意を酌む。

   「普通、(賭博を)やってればわかる(気づく)んじゃないのって話だよ」と田中はニヤニヤ。若いうちからの相撲漬けで頭と常識が足りなかったのか、それともこの期に及んでも少しは取り繕おうと浅知恵をめぐらせたのか――。