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「オレをちゃんと撮れ!」事情聴取の大阪特捜前副部長の『不敵キャラ』が話題

「あらたなキャラクターが登場しました」と笠井信輔アナ。マンガやドラマの話ではなく、大阪地検特捜部の証拠FD日付改ざん事件である。新キャラとは、「実行犯」の主任検事から、早い段階で改ざんの報告を受けていたとされる当時の上司、前特捜副部長を指している。

   改ざんを検察組織ぐるみで隠蔽してたのかしらんと疑いも深まる昨日23日(2010年9月)、前副部長は前部長とともに最高検の事情聴取を受けた。そんな2人には、例によって報道陣がアリやハエのごとくたかり、付きまとってるようである。

   その際、前部長のほうは固い表情で「ノーコメント」などと平凡な受け答えだったのに対して、前副部長はざっくばらんな口調で笑顔を交えて事件について語り、オレはハエやマスコミどもの扱いには慣れてるし、囲まれても一向動じてないのさ的アティチュードをかもしていた。カメラマンに向かって「オマエ、ちゃんとオレを写せ(笑)」とリクエストしたり、「多分、東京地検の前にも(マスコミが)いっぱいいるんだろうな」と苦笑する一幕もあった。

   その不敵な怪キャラぶりは、番組的にはおいしいキャラ。番組は「昨日の主役」とまで銘打っていた。