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韓国POP「紅白の水準にあらず」 NHK見解に小倉智昭反発

   今2010年の紅白歌合戦の出場者がきのう(11月24日) 発表になった。初出場は紅組の西野カナ、クミコ、植村花菜、白組のHY、AAAの5組。SMAP、小林幸子、AKB48など常連、若手が並ぶ一方で、19回連続だった美川憲一が落ちた。

   落ちたといえば、韓国勢がすべてアウトというのが話題だ。K-POPは人気も高く、このところスポーツ紙はKARAなどの名前をあげていたのだったが、NHKは乗らなかった。

「じゃあ、出る人たちの水準はどうなの?」

   10年はスタートが19時半からと短くなり、50組が44組に減った。K-POPがいくつか入ると、ややこしいことになるとでもいうのか。NHKは、「お招きする水準にいま一歩届かなかった」となんともえらそうなコメント。

   小倉智昭がかみついた。「じゃあ、出る人たちの水準はどうなの?」。さらに、「K-POPは観客動員数でも圧倒的だし、当然何組か出ると思ってた」

   この11月16日の「クローズアップ現代」もK-POPを取り上げていて、「CDセールでは1-3位は韓国の女性グループが独占することになる」などと伝えていた。「なのに、水準に足らないと」と笠井信輔。

   眞鍋かをりも「入ると思っていた。韓国の番組でもあるのか」

   小倉はエンディングで、演歌に目を向けてみせた。出場が6組減るので、演歌にきびしいともみられていたが、13組で割合は29%とワクはほぼ例年と変わらず。「ただ、ジェロなど若手が落ちたので、痛かった」

   最高視聴率でも、演歌は健闘している。過去10年間を見ても、いちばん多いのはSMAPの5回だが、小林幸子が2回、氷川きよしと天童よしみが1回づつある。それから、「もうひとつの戦いにも決着がつきました」といったのは、小林幸子と派手な衣装合戦を戦わせていた美川憲一が落ちてしまった。

   小倉は「美川さんは凄い記録を持っているんですが、ご存知か」

   美川は、「さそり座の女」を通算7回、06年からは4年連続で歌っていた。小倉は「凄い記録というか、ヒット曲がないということでもあり、落選になったのか。ヒットのサイクルが短くなって、歌を育てるというのがない。何十年か経っても歌える歌が少なくなっている」と一席ぶったあとで、「もちろん、フジテレビは面白い番組をやります」(爆笑)

   10年は、たけしと所の「アンビリバボー」のスペシャル、ナマだそうだ。