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「W杯サッカー招致」日本早々に敗退―人気ない国になった証拠

   サッカーW杯の2018年、22年大会の開催地を決める国際サッカー連盟(FIFA)の投票が行われ、18年大会は旧共産圏では初めてのロシア、22年大会は中東では初めてのカタールが決まった。日本は2回目の投票で消えてしまった。

   投票は単独開催を目指す日本、韓国、オーストラリア、カタール、アメリカの5か国について、22人のFIFA理事の無記名でおこなわれた。過半数獲得の国が出るまで投票を繰り返す。

1回目―カタール11、韓国4、日本・アメリカ3、オーストラリア1(落選)
2回目―カタール10、韓国・アメリカ5、日本2(落選)
3回目―カタール11、アメリカ6、韓国5(落選)
4回目―カタール14、アメリカ8

圧倒的支持誇ったカタール

   司会のみのもんたが投票結果を見ながら、得意のダジャレで「これ、なにをものカタールと思いますか」と問いかける。

与良正男(毎日新聞論説副委員長)「五輪招致も失敗し、人気のない国になってしまたんだと思う」
吉川美代子(TBS解説委員)「世界のパワーバランスが変わってきたんですよ」

ちょっと視点を変えたコメントが元日銀職員の池田健三郎(浜松大教授)。

「いろんなところでやってみようというのはいいことだと思う、経済効果も大きいし」

   2002年大会で共催した韓国よりも早く脱落した日本はなにが原因だったのか。招致費用が前回大会に比べ10分の1の10億円、国の支援も不足していたという報道もある。これも国力が衰えた証拠。外から見ると新鮮な魅力感じられなくなったということなのか。