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「抵抗勢力作れない」菅直人、「その手に乗るか」と小沢・鳩山

   昨夜(2010年12月8日)、小沢一郎元代表、鳩山由紀夫前首相、鳩山邦夫議員、新党改革の舛添要一代表というキナ臭い面々が都内で会食。鳩山(由)、小沢からは「(政権運営に)協力しようとしても、私たちを切って政権浮揚しようとしているから、協力のしようがない」といった不満の声が出たという。

小泉純一郎との決定的違い

「小沢さん、鳩山さんにしてみれば、最近の菅さんの顔が昔の小泉純一郎さんに見えてきてる」

   こうコメントするのは東京新聞・中日新聞の政治部次長・金井辰樹だ。身内に抵抗勢力をつくり、自分は改革勢力だといって浮揚しようとするやり方。それに乗っかると、オレたちはどんどん悪者にされるばかり。それでは協力できない――というのがふたりのロジックだ。

   司会のみのもんたは「なーるほどね」と合点した様子である。しかし、同じような手法で政権を維持した小泉純一郎元首相と菅はどれほど似てるのだろうか。

「小泉さんは、郵政民営化でもなんでも、なにがなんでもやるんだ、話はそれで終わり、というぐらいわかりやすい方でしたけど、菅さんもそうなりつつあるんですか」

   「菅さんもその迫力があればいいが、そうじゃないところが今日の混乱の原因でもありますね」と金井は苦笑。みのは「やっぱり優柔不断なんですかね」とあきらめ顔だった。