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「黒い粉が降ってきた!」神奈川各地で騒ぎ―富士山火山灰説

   一昨日(2010年12月15日)、神奈川県内に黒い粉が降ってきた。確認されたのは県内33ある市町村の半分以上の18か所。「とくダネ!」は黄砂との関係や工場からの排煙では、と黒い粉の正体を追った。

正体いまだ不明

   国立天文台は黄砂は確認されていないと回答。県内130か所ある工場からの排煙でもないこともわかる。神奈川環境科学センターの分析によると、粉はケイ素が多量に含まれていて、ケイ素は火山灰などに多い。そこで、富士山の火山灰ではないかと富士山ウオッチャーの遠山喜一郎氏に話を聞く。

   遠山が当日撮影した富士山3合目の写真に、大規模な砂嵐が写っていた。この日、富士山では風速30メートルに近い強い西風が吹き、大量の火山灰が巻き上げられたという。これが風に乗って神奈川県内に降ったのではないかというわけだ。

メインキャスターの小倉智昭「僕はてっきり宇宙人が来て、黒コショウを蒔いたのではないかと思っていたのに、富士山の火山灰だったのか」
中野美奈子アナ「そういえば、メダカが降ってきたあの騒動は、その後はどうなったのでしょうね」

   メダカじゃなくて、オタマジャクシじゃなかったかな。