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東京・目黒の老夫婦殺傷―実行犯はプロの殺し屋か

   一昨日(2011年1月10日)、東京・目黒に住む老夫婦を鎌を持った男が襲撃して、夫を刺し殺した事件を岸本哲也レポーターが取材した。殺害された大原道夫さん(87)宅は道路から10段近い階段を上がればならないところから、ピンポイントで狙ったのではないか。あと30分もすれば暗くなるのに、なぜ顔を見られるかもしれない明るい時間に襲撃したのか。逃走経路も人通りの少ない道を選んでいるところから土地勘があったのではないか。いくつもの推測が可能だが、肝心の犯行動機は不明だ。。

犯人と面識ない被害者

   亡くなった大原さんは庭いじりが趣味だったことから、メインキャスターの小倉智昭は「犯行に使われた鎌は犯人があらかじめ用意していたものなのか、あるいは大原さんの庭先にあったものなのか、ここが事件解明のポイントになるのでは」指摘する。

   警察はその後の捜査で、大原さんが玄関を開けるなり犯人は頭を殴り、ひるんだところを犯行に及んだと見ている。

   テレビプロデューサーのデーブ・スペクターは「犯人とは面識がないということから怨恨だけではなく、第三者から依頼されて犯行に及んだとも考えられる」と殺し屋説。

   現場から血痕が点々と続いていたことから、犯人も凶行に及んだ際ケガをした可能性があり、怨恨なら犯人は絞りやすいが、殺し屋となるとすでに海外逃亡した恐れが強くなる。