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BIGBANG・テソン「運転死亡事故」ファン書き込みでブログパンク

   日本でも人気のある韓国の人気グループ「BIGBANG」のテソン(22)が、車を運転中に路上に倒れていた男性を轢く事故があった。制限速度を20キロもオーバーしていたなど、テソンに非があることは否めないのだが、事故を知ったファンからテソンのブログに慰めの書き込みが殺到してサーバーがダウンする大騒ぎとなった。

20キロオーバーで追突

   事故が起きたのは31日(2011年)午前1時40分ごろ。タクシーがソウル市内の路上で血を流して倒れている男性を見つけた。運転手が携帯電話で通報しようとしたところ、後ろから来たテソンの車が倒れていた男性を轢き、タクシーに追突。その後、男性は死亡が確認された。

   「人が倒れているのが見え、車を前につけて通報しようと携帯を持った直後に後ろから衝突してきたんです」とタクシー運転手はいう。テソンは「時速80キロ(事故現場の法定速度は60キロ)ぐらいで運転していた。被害者に気づかなかった」と話している。警察は男性はバイクを運転中に転倒してへテソンの車に轢かれたとみており、飲酒運転も居眠り運転もしていなかったという。

   男性はテソンに轢かれて死亡したのか、その前にすでに死亡していたのか、警察では司法解剖で死因を調べるとともに、現場付近の監視カメラの映像でこの点を調べるという。

被害男性死因によっては重罪

   BIGBANGは06年に韓国でデビューした男性5人組。3年間で35の音楽賞を受賞したあと日本デビュー、09年の日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞している。

   事故後、テソンの所属事務所のブログにはファンからの慰めの書き込みが殺到、サーバーがダウンする大騒ぎになった。バラエティー番組で共演したこともある歌手のイ・ヒヨリも自身のツイッターにこんなメッセージを送った。

   「いつも、何かあると自分のことのように考える優しいテソンが、こんなことになって気の毒です」

   「かなり日本でも人気でしたからね~」と司会の加藤浩次に、タレントの大沢あかね「日本でもかなりの人気で、早く解明してもらいたいなと、ファンの一人として思います」。

   加藤「(事故の解明は)男性の死因が判明するまで分からないということですかね」。

   弁護士の菊池幸夫「テソンさんの運転によって死亡したとなれば責任は当然重くなります。逆に、すでに死んでいたとなれば過失によって死体にぶつけたということでまったく違った犯罪です」

   可哀想なのは亡くなった男性。番組でも男子の名前や年齢も報じられず、テソン一色だった。