<嵐の新CM特集>夏本番を前に嵐の新CMが次々登場している。好感度で引き続き起用されたのがJAL。キャッチフレーズは「嵐、JALで夏旅。」というさわやか系だ。白の上下に赤いシャツの5人がビルの屋上にいる。椅子から立ち上がりやおら走りだして青空に向かってジャンプ。メンバーの顔入り嵐ジェットに変わって飛んでいくというもの。バックに流れるのは7月6日リリースのアルバム「Beautiful World」に収録の「遠くまで」である。
はじめは「飛行機に嵐なんて縁起が悪い」なんていいがかるをつけられたけれど、嵐ファンは大歓迎。なにしろ、CDの機内販売、嵐の顔がペインティングされたデカール(塗装)機に乗れたり、記念の写メを撮れたりだもの。経費削減により、この夏は嵐ジェットのモデルプレーンやマスコットストラップが当たるキャンペーン実施するけれど、デカール機就航が未定なんだって。
コミカルなCMは、日立アプライアンス「日立はエコに足し算」シリーズの「次からはレンジ」篇だ。台所で松本潤が収納棚を開けようとしているのだが開かない。
「どうしたんだよ?」
すると、中から「どうせ僕じゃなくていいんでしょ」という声。
「そんなことないって」(松本)
「もういいよ」(大野)
見ているほうはちょっと意味がわからない。騒ぎを聞きつけやってきた二宮和也も「さっきから何やってんの」
「フライパンがすねちゃってさ」(松本)
僕じゃなくてとすねていたのはフライパンの声だったのだ。
「フライパンが?」(二宮)
「昨日、新しいレンジで餃子焼いてるとこ見てたんだ」(フライパンの声)
松本が「うまっ、次からはレンジだな」とニコニコ顔で餃子を食べているシーンが流れる。
「そんなにいいんだ」(二宮)
「うん」(松本)
「ひどいっ!」(フライパンの声)
ここでフライパンが映し出され、それが大野の顔になる。名作「ローマの休日」に登場する、ウソをつくと手を噛まれるという「真実の口」そっくり。そう、すねていたフライパンは大野智だったのだ。特殊メイクが実にイイ味出していて、とっても楽しいCMだ。
日清オイリオのCMはニノのほのぼの系「植物のチカラ」編。昨年の主演ドラマ「フリーター、家を買う」のような、家族を気遣う姿が胸にしみる。3パターンあり、いずれもニノの心の声が父母や姉に伝わってしまい、ニノ大慌て。たとえば、母親ととんかつを揚げながらこんなことを思っている。
「気づくかな、気づかないだろうな。父さんの大好物のとんかつ。体脂肪のこと考えて油変えたんだ」
すると、新聞を読んでいた父親が「油、変えたのか」
びっくりするニノ。エプロン姿がなかなか様になっている。あのとんかつ食べたいな。
知央