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家庭の節電アイデア「エアコンつけっぱなしが電気食わない」

   今日(2011年7月1日)午前9時から、東京電力と東北電力管内の大口需要家(契約電力500キロワット以上)に対して電力使用制限令が発動され、昨夏比15%の使用削減を義務付けた。中小企業や一般家庭にも同じように節電を要請している。

   「スッキリ!!」も「節電の影響と家庭でもできる節電方法を考えてみました」(大竹真アナ)と節電特集。

IH調理器のコンセント抜け

   日産自動車は木曜と金曜を休業とし、代わりに土曜と日曜を操業日にした。

   大竹「他の自動車メーカーでも、同様な対策が講じられるようです」

   市民生活にはどのような影響が出るのか。鉄道関係ではダイヤの改正、「『としまえん』は平日は一部の飲食店や遊戯設備を休止し、『西武ゆうえんち』は開業時間を午後からにするなど、さまざまな対策が取られています」(大竹)と言う。

   家庭の各部屋での消費電力がどれくらいかが一目で分かるシステムを開発中の京都大学・松山隆司教授に、家庭での節電方法を聞いた。

「エアコンならば設定温度を上げて、つけっぱなしにしておいた方が節電効果があります。人気のIH調理器などは、使わなければ電気が流れていないと思われがちだが、待機電力が常に流れており、使用しないときはコンセントを抜いておくべきでしょう」

ピーク時は外の施設でやり過ごす

   キャスターのテリー伊藤「とにかく暑さに強い身体を作っておくべきだ。現代人は風に当たるということを忘れている。朝起きたら窓を開け、家の中に風を通して、暑くなったらエアコンを使うようにする。

「車に乗ればカークーラーで、家に帰ればエアコン頼み。これでは暑さに耐えられる身体にはならない」

   コメンテーターの八代英輝(国際弁護士)「電力のピーク時は午後2時から4時までです。この時間帯は外の公共施設や商業施設に行くようにして、家庭で電力を使わないようにする工夫も大切」

   夏の節電が乗り切れても、数か月後には冬の節電がすでに見越されている。「不便を楽しむ生活」なんていうのもいいんじゃないか。