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なでしこエース川澄奈穂美「焼肉3人前。海ではムキムキビキニ」

   サッカーの女子ワールドカップで「なでしこジャパン」が決勝進出したことで、まあ、これまで知られていなかった話が出るわ、出るわ――。

   対スウェーデン戦で2得点 をあげた川澄奈穂美(25)だって、初のスタメンというのだから、ほとんどは知られていない存在だった。ところが、取材をすると大変なスーパーウーマン。

料理と裁縫も得意

   川澄はINAC神戸レオネッサというクラブチームの所属。「なでしこリーグ」の得点王で、頼れるキャプテンだというのだが、仲間に聞くと、料理も裁縫もするし、海へ行けば ムキムキのビキニ。得意はネイルアート。立ち飲み形式の焼肉店には、みんなで炊飯器を持ち込んで、焼き肉3人前くらいをぺろり。しかも、サッカーでは食えないから、仕事をしながら…。実家は神奈川だ。

   幼い頃からスピードと判断の早さは並みではなかったという。きのう(2011年7月14日)の3点目のロングキックの思い切りの良さはさすがだ。

   他にも、宮間あや(26)はキックの正確さ。右でも左でも、無回転もいける。大野忍(27)はドリブルだ。 これらを解説した新井麻希アナを田中大貴アナが、「私の後輩で、(大学で)サッカー部を作った」と紹介した。中学1年からアメリカでやっていたという。

   司会の小倉智昭「アメリカでやってた? じゃあアメリカの弱点も知ってる」

    新井「男子でいうアメフットや野球が、女子ではサッカー。女子ではメジャースポーツなんです。日本はアメリカに勝てます」

澤穂希とコンビ組んでたアメリカのストライカー

   そのアメリカでは、長谷川豊アナがアメリカチームのエースストライカー、アビー・ワンバック(31)の家族を訪ねていた。アビーは23歳でアメリカ代表になり、149試合で117得点をあげている。

   姉のローラーさんは「7人兄弟の末っ子だから、小さい頃から向上心が強かった」と言い、兄のマットさんは「2―1でアメリカが勝つ」と笑うが、「アビーは身体が大きいから近寄って攻められると弱い」と分析。アビーは身長181センチだ。

   小倉「よく、(弱点を)教えてくれたねぇ」

   長谷川「アメリカにとって、日本は最も嫌な相手であることは確かだが、それよりもアメリカが絶対に勝つと思ってる」

   さらに田中が意外なことを話す。アビーが所属しているのは「ワシントン・フリーダム」というチームなのだが、そこには日本の澤穂希選手(32)もいた。澤が出すパスをアビーが決めるというのが勝利のパターンだったらしい。

   澤は「アビーは左右どちらでも蹴ることができる器用さがあり、強さは別格」というが、「高さとパワーでは太刀打ちできないが、技術や戦略では日本選手の方が上ですよ」と言う。