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民主党代表選「裏切り」あり―支持約束して違う候補に投票

   こういう日の朝のワイドショーというのもツライだろうなあ。民主党代表選のネタを取り上げても、数時間後には結果が出てしまう。コメンテーターたちもしゃべりにくそうだ。それでも、「朝ズバッ!」は代表選の結果を予測した。はたして、当たったのかどうか…。

無記名投票

   司会のみのもんたは「与党党首になると言うことは、同時に総理大臣になること。さて、誰が選ばれるでしょうか」と語り、前原誠司前外相、馬淵澄夫前国土交通相、海江田万里経済産業相、野田佳彦財務相、鹿野道彦農水相の横顔を改めて紹介した。

   コメンテーターの柿崎明二(共同通信編集委員)は「小沢グループに支持されている海江田氏が有利だが、過半数にあたる200票を獲得するのは難しい。最終的には決選投票となり、そうなると誰が当選するのかは分からなくなる」

   井上貴博アナウンサーが「総会は昼前から開かれて、冒頭で立候補している5人の方のスピーチが1人15分ずつ行われます。それから投開票に移ります」と説明。みのが「投票総数は398票ですよね。しかも、無記名投票で行われると聞いているけど」と言うと、池田健三郎(経済評論家)「誰が誰に投票したのかが分からない。表面的にはあなたを応援しますと言っておいて、実際には他の人に投票するケースも十分、考えられる」と話した。

たった398人が決める一国の総理

   みの「それにしても、たった398人の国会議員だけで一国の総理を決めていいものなのか」

   井上「昨日、民主党の集まりがあり、それに出席していた議員さんたちが一番気にしていたのは世論の動向でした」

   先週末に読売新聞が行った世論調査によると、「次の代表にふさわしい人は」という質問には、前原48%でトップ、次いで海江田12%、野田9%、馬淵5%、鹿野2%だった。

   八塩圭子(学習院大学特別客員教授)「誰が当選しても同じだと思うけど、ただ、言うことがコロコロ変わらない人になって欲しい。今回の代表選でも、途中からトーンダウンした人がいるぐらいだから」

   民主党議員に首相を選ぶんだという緊張感と責任が全く感じられないことが、国民にはもっとも不安。