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NY「アイリーン」より猛烈!台風12号日本列島に大雨

   台風12号は首都圏直撃はなんとか免れるようだ。司会のみのもんた「この大型台風は今も日本の南の海上をゆっくりと北西に進んでいるようです」

   静岡県富士市では降り始めから129・5ミリの降水量が観測され、伊豆市では119ミリ、御殿場市では110ミリの大雨となっている。

四国から近畿にかけて上陸

   お天気キャスターの美馬怜子は「台風12号は現在、高知・室戸岬の沖合を1時間に約10キロというゆっくりしたスピードで北北西に進んでいます。このまま進めば、今夜(2011年9月2日)から明日にかけて四国から近畿地方に接近、上陸するおそれがあります」

   みのは米国・ニューヨークを襲ったハリケーン「アイリーン」よりも12号の方が規模が大きいかもしれないと予測。ウェザーマップ所属の気象予報士・森朗にその規模の違いを聞く。森の解説――

   「中心の気圧は965ヘクトパスカルで最大瞬間風速は50メートル。中心気圧は12号の方が高いです。それだけ勢いが強いということで、スピードも遅いので上陸すれば大量の雨を降らせる可能性が高く、河川の氾濫や土砂災害などの様々な自然災害を引き起こす危険があります」

   みのは「今年は台風が多い年といわれている。9月の頭からこんなに大きい台風がやって来るとは、この先、大丈夫だろうか」

   気象庁によれば、中心から半径220キロ以内で風速25メートル以上の暴風になるという。