J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

「墓参り代行」人気!掃除、線香、お参り…全部込みで1万8000円

   「代行? お酒飲んじゃってではないの?」ゲストのつるの剛士(タレント)がボケをかます。きょう20日(2011年9月)は彼岸の入りということで、墓参りの代行業を紹介した。若いキャスターのイノッチ(井ノ原快彦)も「何もしないよりは…」と興味ありげだ。

   パソコンで検索すると、墓参り代行業者は47都道府県に100社以上あるという。しかも、代行業者を依頼人が選べるシステムになっている。キャスターの柳沢秀夫(NHK解説委員)も「フーン。まったく知らなかった」と目を丸くする。では、どんなものなのか。墓参り代行に松田利仁亜アナが同行して報告した。

ビフォー&アフターを写真で報告

   代行業者のプロフィールには「お掃除コンテスト3連覇」などそれぞれの売りネタが並ぶ。この日の代行業者の鈴木佐知さんは、細かい掃除が得意で自分のお風呂場を6時間磨き上げるこだわり派だ。

   墓に出掛けると雑草が1メートル近くの伸びている。鈴木さんはさっそく草ボウボウの墓の写真を撮る。ビフォー&アフターを依頼主に報告するためだ。まず雑草を化まで刈り、根っこをスコップで掘り返す。次に墓石。スポンジに洗剤をしみ込ませて傷を付けないようにていねいに洗い、堀り込まれた墓文字の一つ一つを何種類ものブラシを使ってコケを落とす。仕上げに業者用の石ワックスで磨きあげ、持参の花を供え線香を手向けて完了。およそ2時間の作業で、料金は線香代・花代、交通費も含めて1万8000円。

有働由美子「生前に頼んでおきたい」

   ゲストのユンソナ(タレント)「お墓参りは行くから意味があると思っていたけど、行けないこともありますからね」

   イノッチ「(代行業者に)掃除してもらうと考えればいいんじゃないのかな」お墓参り代行サービスは他にもいろいろあった。「リモート墓参り」は代行業者の掃除や花手向けの様子をパソコンで依頼者に中継する。「お坊さんが代行」は掃除や墓石磨きに加え読経もある。介護が必要な人や足が弱い人向けには介護士して車椅子での墓参。

   コーナー最後に有働由美子キャスターがボソっと独り言。

「(私)1人で亡くなる可能性があるから、生前に頼んでおきたい」

   スタジオはリアクションに少し困った。

(磯G)