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ナベツネはカダフィと同じ!?石投げられた時点で没落決まり

   球界のドンとか言われて悦に入っていた読売新聞グループの『独裁者』渡辺恒雄会長(85)が息子ほども年の違う部下に手厳しく『糾弾』された。片や権力の座にしがみついた独裁者の末路になるのか。

独裁者の末路は粛清

   清武秀利代表兼ゼネラルマネージャー(61)が、『ドン糾弾』の火ぶたを切り、これに渡辺会長が反論の談話文を報道機関にFAXで送って、巨人の内紛は泥沼になってきた。生出演した元西武やダイエーホークス代表の坂井保文(現・野球評論家)は、「それぞれの言い分だけ聞いていると親子げんか。しかし、組織の中身はグジャグジャということが垣間見える」という。

   さらに坂井は、司会の小倉智昭に「球界のドンといわれる人が抗議声明を出された意味は」に聞かれてこう答えた。

「これは大きいですよ。大きなプラスの影響があります。一株式会社のもつれを社会全体でああだこうだ言うのはむなしいが、野球は国民の文化、それに照らしてファンに混乱の姿を見せていいのか。両者ともそのことを何も分かっていない。
あれだけのワンマン体制に石を投げられ、ぶざまな姿を晒しただけで権威がぐらつく。(リビアの)カダフィが最初にデモをかけられたときに没落は決まった。権力者の末路って皆そうです。独裁は民主社会にはそぐわない。当然、粛清されていく」

   権力者にとって最も大事なのは引き際。いつまでもしがみつき引き際を誤ると晩節を汚すことになる。その典型例か。

   小倉は最後にこんなことを言う。

「清武さんは英雄?」

   さてそうなるかどうか。