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大王製紙バカ殿…父親も大甘「カジノで使ったこと報道で初めて知った」

   「朝刊チェック」コーナーで大王製紙の前会長・井川意高容疑者(特別背任容疑で逮捕)の巨額借り入れ事件を取り上げた。朝日新聞に父親で元社長、会長の高雄氏が答えた。記事によると、「借入金をカジノで使っていたことは報道で初めて知った」と言い、子会社から借金をしていることは3月に知ったが、何に使ったのかは答えなかった。高雄氏は「アホか、こんなことは絶対にやるな」と叱りつけ、子会社にも「背任行為になるぞ」とクギを指したという。しかし、意高は子会社の役員に口止めをした。

勝ったら100万円のじゃんけんゲーム

   また、産経新聞は「大王」にひっかけて、「大それた王族気取り」の見出しで桁外れの金遣いの荒さを伝えた。意高には「帝王学を叩き込むため惜しみなく愛情と金がつぎ込まれ」、愛媛からジェット機で東京の塾へ通った、東大に入ってエリートの道を歩んだなどが指摘されている。その結果、身に付いたのは狂った金銭感覚。麻布の高級クラブでは、シャンパンのグラスの下に1万円札を10枚敷き、ホステスが飲み干すともらうなんてゲームにうち興じ、これを「意高コースター」と呼んでいた。勝ったら100万円というじゃんけん大会をやったりもしていたという。

父親も父親「使い道聞いたけど答えなかった」

   司会のみのもんた「帝王学だったら、ちゃんとお金の使い方をおしえなくちゃ。お金って、そうやって使うもんじゃないから。ちょっと恥ずかしいね」

   小林悠アナ「100億円ですからねぇ」

   みの「お金の使い方知らないんじゃないの」

   八塩圭子(学習院大特別客員教授)「普通じゃないですよね」

   池田健三郎(評論家)は「上場企業の会長なのに、社会的立場を考えてない。自分のポケットマネーならどんな使い方しようと勝手だが、立場をわきまえていないことが問題」

   みの「金を届けた会社もつらかったでしょうね」

   池田「使い道を答えなかったという、親父も親父だ。辞めろというのが親父の立場ですよ」

   金のありがた味はビンボー人の方がわかる。ビンボーに生まれたことを親に感謝するか。