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山形・赤湯温泉で北国の冬しみじみ…上杉鷹山の湯と米沢牛を堪能

大人の極上ゆるり旅(テレビ東京系12月9日ひる11時35分)>平日の昼をはさんで「ゆるり旅」なんてやっているのがテレビ東京のなんともいえないゆるさの魅力で、この日はパントマイマーの中村有志さんが、冬の山形の赤湯温泉に出かけたりしています。

中村有志「生きててよかったあ」

   赤湯温泉で泊まるのは「いきかえりの宿 瀧波」。350年前の古民家を改築・改装したもので、さすがに風格というか、存在感が違います。太く黒光りした柱、風雪に耐えてきた屋根と、これを見学するだけでも泊まる価値ありという旅館です。しかし、お部屋は和モダンで解放感があり清潔。畳の上にごろんとして天井を見上げれば、北国の冬の静けさが心にしみていきます。

   赤湯といえば米沢、米沢といえば米沢牛で、夕食に出てきたのは米沢牛の石焼き。サシ(脂の層)がきれいに入っていて、柔らかいのはもちろんですが、濃厚な味の一方で、香ばしい脂がするりとお腹に落ちていきます。中村さんも「生きててよかった」とため息付きながらひと言。いつもの饒舌を忘れてしまうおいしさなのです。

朝食はつきたて餅を7種類の味で

   この宿には8つのお風呂があります。上杉鷹山が愛したといわれる赤湯、芭蕉の湯は大きな浴槽です。

   瀧波の朝には餅つきがあります。つきたてのお餅は雑煮はもちろん、納豆や黒ゴマなどをいろいろな味で楽しみます。これが朝食。なんと7種類のおもちをお腹いっぱい食べることができます。雪の中の北国の温泉…癒しの極致でしょう。

梅原萌