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被災地の今年の漢字「避難、困難、難儀の難」「すべてがウソだから嘘」

   年末恒例の「今年の漢字」は「絆」だった。いうまでもない。東日本大震災でさまざまに問われた人と人のつながりがまさに絆だった。清水寺の森清範貫主が見事な揮毫を見せ、「絆をもって、みなさんが一つの心になって、日本をこれから力づけていただきたい」と語っていた。

千葉・市原ぞうの国「ゆめ花」の揮毫は「希」

   2位以下を見ると、災、震、波、助、復、協、支、命、力となっていて、震災が今年のテーマだった。被災地の人に聞いてみても、「難ですね。避難、困難、難儀した」「災が頭から離れない。災害がなければ家にいられた」。なかには「嘘」というのもあった。「全てが嘘だった。情報をしっかり提供してもらいたい」と言うのだ。

   1995年以来の漢字を並べてみると、震、食、倒、毒、末、金、戦、帰、虎、災、愛、命、偽、変、新、暑だった。震も災もすでにある。阪神、新潟だ。まだまだ繰り返されるのだろうか。

   千葉・市原ぞうの国の「絵や字を書くぞう」の「ゆめ花」(4歳 メス)が書いた漢字がスタジオに持ち込まれた。希望の「希」。むろんこれは文字を見せて調教師が指導するのだそうだが、いや見事なものだ。小松靖アナが「番組でお願いしました」といってカバーをとったら、なんと「モーニングバード!」と書いてある。「エーッ」とみんなびっくりだ。カタカナは簡単らしく、「ゆめ花」は1日の練習で書いてしまうという。漢字だと2週間くらいかかる。

羽鳥慎一は来年もモニバド続けたいから「テレビ朝日の朝」

   レギュラー陣の来年への思いを漢字にしてもらうと、スケート金メダリストの清水宏保は「昇」、宮田佳代子(フリーキャスター)は「想」、舘野晴彦(月刊「ゲーテ」編集長)は「動」だった。

   司会の羽鳥慎一「珠ちゃんは?」

   赤江珠緒(司会)「整。乱れた生活をちょっと」(笑い)

   小松が羽鳥に聞くと、小さな声で「朝」

   小松「なんで小さな声なんですか」

   ますます小さな声で羽鳥「テレビ朝日」

   来年も続けるつもりらしい。