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動物園からカバがいなくなる!唯一繁殖能力あったオスのムー急死

   少子高齢化で先行きが危ぶまれるニッポンだが、意外な動物も存亡の危機を迎えようとしているという。西日本新聞記事などをもとに番組が伝えるところでは、愛敬のある巨体で、動物園の人気者として知られるカバの飼育維持に黄色信号が点ったそうな。

飼育難しく飼う動物園減少

   なんでもそもそもカバの飼育は、広い場所や大量の水が必要で大変だという。カバを飼う動物園は少なくなっており、繁殖も右肩下がりだという。カバの高齢化が進み、繁殖力が低下するなかで、最近関係者が大きなショックを受ける出来事が起きた。カバの繁殖で定評のある長崎バイオパークで、唯一繁殖能力を持っていたオスのカバ、ムーが亡くなったのだ。急死だったという。まだ繁殖盛りで、これからも産み増やすことを期待されていながらの死であったそうだ。

   計画的に繁殖を進めないと、20年後には国内からカバがいなくなるかもしれないと話す関係者もいるという。