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日本アカデミー主演女優賞の井上真央「身の引き締まる思い」

   2012年3月2日、第35回日本アカデミー賞の授賞式が東京・品川で開かれ、「八日目の蝉」が最優秀作品賞に選ばれた。同作に出演し、最優秀主演女優賞を受賞した井上真央は翌日3日にブログで受賞についてコメントしている。

   先日まで仕事でアフリカ・タンザニアに行っていた井上は、「驚きすぎて、時差ボケもふっとびました」とコメント。「私なんか、まだまだ早いと思っていたのに」というものの、「これだけ誇らしく嬉しいものだとは思いませんでした。トロフィーの重さに身の引き締まる思いです」と感慨深げに語った。

   映画「八日目の蝉」は角田光代の同名ベストセラー小説を原作にしたヒューマンサスペンスだ。誘拐された少女と犯人の女との逃亡劇、その後の運命を細かに描写した作品で、井上は誘拐された少女「秋山恵理菜」を演じた。

   ブログでは役について振り返り、「自分なりに悩み、迷い、苦しんだ日々でしたが、役者としてまだ未熟な自分に可能性や自信、希望を与えていただきました」と感謝の意を伝えた。

   そして「周りの人が自分のことのように喜んでくれたこと」が何よりも嬉しかったと話し、これからも賞に甘えることなく成長していけるよう決意を新たにした。