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酒の杜氏の手は真っ白―麹のシミ予防効果を専門家太鼓判

   麹やヨーグルトなどの発酵食品が大ブームで、ヨーグルトは実に多くの種類が出回り、店の売り場面積がどんどん広がっているし、麹は売り切れや品薄が続いている。今週の「あさイチ」は、これまでに放送した中で反響の多いテーマの総集編をゲスト抜きで報告した。

メラニン色素への変化ストップ

   「酒粕」は美肌効果があるという。どこの酒蔵の杜氏も手はまっ白だ。広島大学の杉山政則教授は、酒粕の中にシミを予防する成分があることを発見した。

   「皮膚が紫外線に当たると酵素のチロシナーゼが生まれます。それがチロシンに伝わるとメラニン色素に変化してシミになります。ところが、酒粕の成分を入れると、チロシナーゼがチロシンに働きかけができず、シミができにくくなります。つまり、今あるシミは取り除く事はできないけれど、これからできるシミの予防効果は十分にあります」

   ブームの「塩麹」の作り方はきわめて簡単だ。7年間毎日食べ続けている料理研究家の小紺有花さんが伝授する。

「材料は麹100グラムに天然の塩30グラム、水が100ミリリットルです。麹をほぐして瓶に入れ、塩と水も入れて、1日に1回かき回して温かい所に10日から2週間置いておくと中身がトロッとします。それで完成です」

   有働由美子キャスター「お肉を塩麹に漬けて2~3日忘れて取り出したら染み込んでいて、美味しくなりました。無精者には最適ですね。塩麹を使ったお料理と麹を使ったお酒とが、これまた合うんですよ。麹繋がりでね」

   有働のひとり晩酌を「塩麹」が盛り上げているらしい。

(磯G)