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スカイツリー見物のバカども!周辺マンション入り込んで撮影

   雨、寒さ、強風と荒れ模様にもかかわらず、東京スカイツリータウンに初日22日(2012年5月)だけで22万人もの見物客が訪れたという。ところが、ツリーの足元ではいただけないマナー違反が横行していた。

注意されても「わかったからさっさと行け」

   ロープが張られているマンションの駐車場内に入った女性は、両手に携帯電話を持ちアングルを探すのに夢中。立入禁止の張り紙があるマンションに入り、外付けの階段に上って盛んにカメラのシャターを切る男性もいる。「モーニングバード」のスタッフがこの男性に「立ち入り禁止ですが」と声をかけると、「わかった、わかった」というだけで下りようとしない。さらにスタッフが「他人のマンションなので…」というと、男性は声を荒げて「わかったと言っているんだよ。わかったって何回言わせるんだ。さっさと行け!」。ひどいのになると、車道に仰向けに寝転び写真を撮る姿もあった。

夜中も車で道路ふさぎ朝まで大騒ぎ

   夜になると、ライトアップされたツリーを撮影しようと、路上駐車で2車線の道路が完全に1車線になってしまう。しかも、車から降りて撮影する人がけっこう多い。付近の住民によると、とくに困るのは深夜に車でやってくる若者たち。「夜中から明け方に来て、車のドアをバンバンと音をさせ、大きな声でワーワー、キャーキャーと騒ぎとても眠れない。注意すると何されるか分からないから、みんな我慢している」

   女優の東ちづる「注意されると逆に怒る。そういう時代なんでしょうか…」 治安対策として、スカイツリー周辺に防犯カメラを77台が設置された。新宿・歌舞伎町の55台よりはるかに多い。厳しく規制するのはしばらくはムリだろうが、いつまでも放置というわけにはいかないだろう。