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神奈川・平塚「白アザラシ」一生に1度見られるかの超お宝な奴だった!

   おととい17日(2012年6月)、神奈川県平塚市の海岸に白いアザラシが現れた。ワイドショーの愛好者にとっては、アザラシの日本上陸はわりとありふれた話題だが、「スッキリ!!」によればこのアザラシは一味違うらしい。とてもめずらしいクラカケアザラシであるかもしれないんである。

北極に近いエリアに住むクラカケアザラシ

   クラカケアザラシはおもに北極に近い場所に生息しており、「青森のほうで情報があるが、それより南でははじめて(の発見)だと思います」(新江ノ島水族館)とのこと。人の一生のうちに1回見られればラッキーというお宝アザラシなのだ。

   日本で唯一クラカケアザラシを飼育するという北海道小樽市のおたる水族館でも、特徴的な「まろ」風の眉毛の生え方からして、クラカケアザラシの可能性があるとしている。体格的にまだ赤ちゃんだそうだが、餌を追いかけているうちに、南の方に移動して日本まで来てしまったのかもしれないと説明する。

   新江ノ島水族館によれば、アザラシは6~7月が毛がわりの時期で、このときは頻繁に陸上で日光浴する習性があり、今後もこの貴重なアザラシが陸で見られるかもしれないという。