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ロンドン五輪「陸上十種競技」世界記録選手に迫る日本・右代啓祐

   優勝すれば「キング・オブ・アスリート」と称賛される陸上十種競技で、11年ぶりに世界記録が出た。ロンドン五輪代表選考会を兼ねる陸上の全米選手権で、23日(2012年6月)にオレゴン州ユージンで行われ十種競技でアシュトン・イートン選手(24)が、これまでの世界記録を13点上回る9039点を出して優勝した。

   最終種目の1500メートルでは「何とか記録更新して欲しい」と2万人の観客が総立ちとなって声援したという。

金メダル候補アシュトン・イートンに円盤投げ・やり投げでは優勢

   日本では昨年、日本記録を出して48年ぶりの五輪出場を決めた右代啓祐選手が話題になったが、司会の小倉智昭は「その時の記録が8073点で、イートンとは1000点ほどの差があります。それでも右代選手は頑張れば入賞する可能性があるんですよ」と伝える。1000点は大差に見えるが、円盤投げはイートンの42メートル81に対し右代は43メートル67、やり投げはイートンの58メートル87に対し右代は73メートル06と右代が圧倒的に強いのだ。