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「平清盛」危なかった!関東でも危うく視聴率ひとケタ転落

   NHK大河ドラマ「平清盛」の24日(2012年6月)放送の第25話の視聴率(関東地区・ビデオリサーチ調べ)が10・1%まで落ち込み、なんとかひとケタ転落はまぬがれたものの、1994年8月14日放送「花の乱」と並ぶ関東地区で過去最低となった。関西地区ではすでに6月3日放送でひとケタとなっている。

   「この日は、同時間帯の民放番組に強力なスペシャル番組や人気のスポーツ中継があったわけではないのにこの数字というのは、ジリ貧に歯止めがかからなくなったということですよ。これから夏休みに入るとさまざまな特番や24時間、27時間といったイベント番組が登場するし、7月28日からはオリンピックも始まる。たまたまひとケタ転落というだけでなく、ひとケタが当たり前のドラマになってしまうということじゃないですか」(民放テレビプロデューサー)

   8月12日の放送はロンドン五輪男子マラソンと重なるため「平清盛」は休止だが、その日がNHKの日曜よる8時台の今年の最高視聴率という皮肉なことになりそうだ。(テレビウォッチ編集部)