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ヤンキースが期待する「イチロー打率3割以上」達成できないと来季微妙

   米プロ野球(MLB)選手のイチローが10年以上在籍したシアトル・マリナーズからニューヨーク・ヤンキースに電撃移籍――。きのう24日(2012年7月)の「朝ズバッ!」でその移籍会見が中継されたが、その直後、イチローはヤンキースのユニフォームに袖を通し、8番ライトでシアトル戦に先発出場した。

   気になる観客の反応だが、イチローが打席に立つと、ついさっきまでの本拠地シアトルの観客はスタンディングオベーションで迎えたという。

現在は打率2割6分1厘。残り66試合

   スタジオでは、この移籍で積極的に発言しているコメンテイターのテリー伊藤、有力スポーツ選手は手放しにほめ無条件に「期待」を口にすることの多いが、イチローには厳しいことも言う。テリーによれば、現在打率2割6分1厘のイチローは、残りの66試合で打率を上げる必要がある。なにしろチームは選手にシビアなヤンキースであり、現在故障中のレギュラー外野手が来季戻ってくるとなると、イチローのニューヨークでの将来は不透明だ。

   テリーは「打率3割近く、欲を言えば3割の成績を残さないと、シーズンが終わった段階でまたどうなるかわかりません」と「3割」のノルマを課していた。