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自分でキャッチする「ゴミ箱ロボット」放り投げると落下点にサッと移動

   機械やコンピュータの進化は目覚ましい。どんどん便利になって至れり尽くせり。いまやお部屋を自動で掃除してくれるロボットもいる。いまさらどんなロボットがいたって驚かないという人もいるかもしれないが、動画サイトのニコニコ動画やYouTube(ユーチューブ)でただいま大ブレイク中のロボットは、ちょっと意外な発想が秀逸だ。

開発者「命中精度まだまだで、結構外します」

   それは「勝手に入るゴミ箱作った」という動画のゴミ箱ロボット。動画の投稿者が「1家に1台、次世代のゴミ箱」を目指して製作したロボットは、電子部品と台車を備えている。マイクロソフトのKinectと思しきモーションセンサーによって、投げられたゴミの落下地点を予測し自動的に移動する仕組みになっているようだ。

   動画には、設計や部品加工、電子回路の設計、基板注文、プログラム自作するなどの製作プロセスが描かれており、短い時間で軽い調子でまとめられているものの、かなりの労作であることがうかがえる。

   完成したゴミ箱に紙くずやボール、空き缶などを放り投げると、ゴミ箱が機敏な動きで部屋の中を数十㎝ほど移動し、たしかにきちんとゴミをキャッチしている。

   これでもうゴミをどこにポイと投げても大丈夫? ただ「実は命中精度まだまだです。結構外します」とのこと。動画の視聴者からは「このゴミ箱を発売してくれ」といった書き込みが多く寄せられている。

ボンド柳生