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オナラがところかまわず出る!ものすごく臭い!悩み解消のバラエルマッサージ

   「日本には古来『屁負い比丘尼』という人のオナラを自分がしましたと謝る商売まであったほど悩みの種なんです」と松田利仁亜アナが言う。「数あるゲストから選ばれた2人」(有働由美子キャスター)として指名された玉ちゃんは、「NHKも冒険しますねこのテーマ」と驚く。

時計回りにお腹押して大腸活性化

   都内・八王子市の松本周子さん(46歳)はオナラに悩まされている。「仕事先では取り繕うのが大変だし、家族はその臭いで、殺される~って。いつもお腹が張って痛いですし、もう嫌です」

   その松本さんが内科の鳥居明医師を訪れた。レントゲンで撮影するとたしかに腸にガスが溜まっている。鳥居医師は「バラエル(腸を揉んで活性化する)マッサージをやりましょう。仰向けに寝て、両足を曲げてお腹の筋肉緩めて下さい」

   マッサージは、右下腹部から大腸に沿って時計周りで、腹式呼吸の息を吐く時に5センチ程深く押していく。右側の骨盤の上、右側の肋骨の下、左側の肋骨の下、左側の骨盤の上、最後に膀胱の上を押していく。これを5回行う。効果はてき面、松本さんは直ぐにトイレに駆け込んだ。

   松本さんは自宅でこのマッサージを1週間続け、3日に1回だった便通が毎日になった。長男の壮耀君も大喜びした。「お母さんのオナラが全然臭わなくなった。快適です」

ヨーグルトで腸内ガス10分の1に減少

   東邦大学の瓜田純久教授はヨーグルトのビフィズス菌と腸内ガスの実験を28人に試した。1日100グラムを1か月間飲んで、呼気検査で腸内のガス測定をしたら、実験参加者の半分がメタンガスは10分の1、水素ガスは3分の1に減った。瓜田教授は「ヨーグルトとオナラ、つまり腸内ガスとの関係はまだ解明されていませんが、多少なりとも関係がありますが、ただし個人差もあります。メドは2週間。効かなかったら違うヨーグルトを試してください。ただし下痢になったら直ぐに止めて下さい」

(磯G)