どこの家の冷蔵庫にも、賞味期限切れや期限切れ間近のドレッシングがあるんじゃないか。有働由美子キャスターなどは「家には6本位あるよ。ゴマ味買って、青ジソも。それにどんどん新しいドレッシングが出て」と変な自慢をはじめた。松田利仁亜アナによる、ドレッシングはいま600種類以上あって、ドレッシング市場に異変が起きているという。どういうことか―。
街行く主婦にドレッシングの使い方を聞くと、「ポークピカタに青ジソのドレッシング。お肉にも掛けます」「鱈などのホイル焼きにイタリアンドレッシングをかけて、美味しいですよ」。そう、ドレッシングがサラダに掛けるだけじゃなくて、調味料として使われているのだ。ドレッシングメーカーの大野順子さんは、「たとえば、ちらし寿司の味付けには和風醤油ドレッシング。オニオンドレッシングを煮物に入れるなど、万能調味料なんです」と力を込める。
松田アナ「ただ、賞味期間内で使い切れないものの第1位がドレッシング(2位に調味料、3位に小麦粉パン粉)なんです。そこで、冷蔵庫で埋もれているドレッシング類をどうするのか。達人に聞いてみました」
兵庫県・神戸市の食材メーカーの早瀬達秋さんは、30年間で3000種類のドレッシングを考案した。松田アナはコンビニで買ってきたカット野菜サラダを取り出して、「これに合うオリジナルのドレッシング作ってください」と頼むと、早瀬さんはニンニクと玉ネギ、アンチョビとシャンパンビネガーでチャチャっと作りサラダに掛けた。「美味い~」と松田アナ。ポイントはドレッシングのダブル使いだという。
早瀬「ポテトと他の野菜のサラダなら、まず茹で上がりのポテトに青ジソドレッシングで下味を付けます。ポテトが冷めてからゴマドレッシングを掛けると、マヨネーズ以上のコクが出ます。コツはサッパリ系を最初に使い、次にコッテリ系を使う事ね」
井ノ原快彦キャスター「そーめんの食べ方のバリエーションがなくなって、めん汁と胡麻ドレとで食べたのが凄く美味しかったんだ」
うん、いけそうだ。
(磯G)