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この夏の猛暑もここでは「恵」梨もぶどうも今年は甘くて安い

   記録的な猛暑もようやく一段落し、夜は虫の声も聞こえるようになった。そこで、大竹真アナが都内スーパーに出回り始めた秋の味覚を調べると「異変が起きていた!」。どうやら、この秋は「猛暑の恵」がいっぱいらしいのだ。

リンゴだけは気温下がらず「火焼け」で色悪く小ぶり

   まず梨は「今年は暑くて雨も少なかったので甘くておいしいです」(スーパー社長)という。価格もほぼ例年並みだ。ブドウの王様・巨峰も「とても甘くておいしい。価格も例年の2~3割安です」というから嬉しい。

   ところが、スーパー社長は「心配な秋の味覚がある」という。リンゴだ。「色つやも悪くて、出回りも遅い」。なぜなのか。レポーターの西村綾子が産地の岩手県盛岡市に飛んだ。

   生産農家に聞くと、例年はお盆が過ぎる頃から気温が下がるが、今年は連日30度という猛暑で雨も少ない。このため、表面が変色する「火焼け」が多発し、大きさも小ぶりになっているという。この地域ではトマトも実る前に花が落ちてしまい、収穫量は例年の3割程度だったというから痛い。

マツタケはどうか?いまのところ順調だが9月下旬の気候次第

   秋の味覚で忘れちゃいけないのがサンマ。「今年は脂が乗ってとてもおいしい」のだが、出回り始めは一時大変な高値で、1尾1500円ぐらいから始まった。でも、ここにきてほぼ例年並みの値に下がり、大竹が取材したスーパーでは1尾99円になっていた。

   マツタケはどうか。猛暑のおかげでマツタケ菌が非常によく育っており、今後の条件さえ良ければ質の高いマツタケがたくさんできると期待されている。その条件とは、9月下旬にかけて気温が下がり、雨が平年並みに降ることだそうだ。

   司会の加藤浩次「安くなるんですかねえ」

   八代英樹(弁護士)「何年も食べたことがないんです。中国産ばかりで」

   これには、他の出演者から反論が出たが、なにはともあれ期待したい。