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サッカーW杯「ドーハの悲劇」借り返し切れてない!イラク完封したが日本課題山積

   ドーハの悲劇。年配のサッカーファンには2度と聞きたくない言葉だ。1993年10月、カタール・ドーハで開かれた94年のワールドカップ出場をかけたアジア地区最終予選で、後半までリードしていた日本代表は後半のロスタイムにイラクに同点に追いつかれて予選敗退が決まった。そのイラクときのう11日(2012年9月)、ワールドカップ出場をかけて再び激突した。

アジア最終予選突破へ勝ち点3

   結果は1対0で日本の勝利だった。メインキャスターの小倉智昭がゲストの金田喜稔(サッカー解説者)に「白熱した凄い試合でしたね。昨日の試合をどう見ます?」と聞く。

   金田「まず勝利で、勝ち点3が取れたこと。そして、相手を0点に抑えたことが大きいと思います」

   小倉「きのうは同じグループのオーストラリアがヨルダンに負けています。これで日本(の予選突破)はさらに有利になったのではないですか」

   金田「たしかに有利にはなりました。でも、予選後半戦は敵地での戦いが多い。時差の問題やピッチの問題があります。気は抜けません」

アウェーの予選後半戦。初戦はオマーン

   11月の予選後半戦の初戦のオマーン戦の前に、ヨーロッパでフランスとブラジルとの親善試合が行われる。金田は「フランスもブラジルもワールドカップの優勝国です。これまでなら、日本との親善試合は1・5軍のようなメンバーで臨んできましたが、今度はフルメンバーで向かってくるでしょう。日本にとってはワールドカップ出場に向けた貴重な親善試合になります」という。

   きのうのイラク戦では、香川がベンチ外、本田が不発と、必ずしもいい勝ち方とはいえなかったんじゃないのか。そこに触れるやりとりはなかった。