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北朝鮮ミサイル「人工衛星も軌道」何だったのか!?発射台取り外し・解体情報

   技術的な問題が発生したとして発射予告期間が延長されていた北朝鮮の人工衛星兼長距離弾道実験ミサイルが、きのう12日(2012年12月)発射された。「とくダネ!」の放送中の出来事だったというが、番組ではミサイルの発射台からの取り外し、解体情報などが伝えられていた。修理などを行うのであれば、1日、2日で元に戻して発射することはできなそうなはずであった。「その1時間後くらいに発射ですから――」と笠井信輔アナはぼそりと話す。

日本や韓国の裏かく陽動作戦

   してみると、ミサイル撤去や解体情報は何だったのだろうか。誤報だったのだろうか。けさの「とくダネ!」では、欠陥や撤去などは、日本や韓国などのウラをかくための北朝鮮の「陽動作戦」だった可能性が語られた。北朝鮮側は「点検作業はしたが、ミサイル解体はしていない」としているという。

   産経新聞や毎日新聞の情報として伝えるところでは、日本政府はミサイルが取り外された後で、間を置かずに予備のミサイルと交換された可能性が高いと見ているとそうだ。

   ただ、これに対してはゲストコメンテイターの山崎眞・元自衛艦隊司令官が、「予備のミサイルがあったとしても、取り替えて、1日で撃つというのは非常にむずかしい」と発言するなど、発射の真相は結局はっきりしない感じであった。