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安倍新政権「対中強気外交」頼みはアメリカの後ろ盾―あてにして大丈夫かいな?

   けさ17日(2012年12月)の「とくダネ!」は、「めざまし×とくダネ! ニッポンの選択・ビギンズ」なる選挙特番で放送で、話題のひとつは選挙結果を受けての諸外国の反応である。中国、韓国、アメリカ、イギリスのメディアから、日本の右傾化、ご近所国間での対立、孤立などを危ぶむ声が続々と伝えられた。

日本に100%肩入れするほど単純じゃない米中関係

   「アメリカも、けっこう(中韓と)同じような危惧をしてるんですね」とキャスターの小倉智昭はいう。石原正人フジテレビ政治部長は「中国、韓国が今回、安倍さんが選挙で主張したことに反発するのは当然だが、安倍さんの外交方針はアメリカを味方につけて、中国に向かって行くこと」であり、「これはアメリカも受けざるをえない」とアメリカの支援を受けられる見込みだと見ている。

   しかし、小倉は「アメリカも対中外交を考えると、それじゃあ日本に100%肩入れしてというのはキツい状況ではないか」と懐疑的であった。アメリカ頼みを取り戻した日本。望み通りに、その威を借りられるのか――。