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技術神話危うし!787型機トラブルの原因「日本製バッテリー」

   夢の最新鋭飛行機とされる「ボーイング787」にトラブルが続いている。16日(2013年1月)には、全日空機がバッテリーが関係すると見られる故障で高松空港に緊急着陸するという重大なインシデントが発生した。787型機の運行が当面取りやめとなる事態になった。

部品の35%がメイド・イン・ジャパン

   ボーイング787は機体の素材にカーボンを使って大幅に軽量化したり、電気機器を大量に取り入れるなど、かなり先端的なコンセプトの飛行機で、「日本の技術を結集」(田中大貴アナ)して作られている。部品の35%が日本製で、従って787の相次ぐトラブルは、日本技術の威信にもかかわってくる可能性があり、問題は一層深刻である。

   「バッテリーに関しても日本製のモノでした」。田中はまるで日本代表がWBCで負けたことを報告するときのように、肩を落としながら言う。

   一方、司会の小倉智昭は「バッテリーの問題なのか? 電気系統を強化して電気への負担が大きい機体なので、回路とか電流とか、バッテリー以外にいろんなことが考えられる」などと、バッテリー悪玉説には慎重な態度を見せていた。