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資産家夫婦「見せしめ殺害」マネロンがらみで闇勢力とトラブルか

   昨年12月(2013年)から行方不明だったスイス在住の資産家日本人夫婦が遺体で見つかった。埼玉の久喜市の更地に埋められていたという。この土地には11月に高さ2メートルのフェンスが張り巡らされ、中では重機で約シックスフィートアンダー(地下6フィート)の穴が掘られたという。あたりは住宅と農地が混在する地域で、かなり人通りはあり、お隣の2階建ての家からは中が見えたという。近所の住人がフェンスの中に何ができるのかと尋ねたりもしていた。

投資失敗で損害与えた「オトシマエ」?

   とにかく、遺体の遺棄場所として選んだにしては目立ちすぎだ、やり方がずさんだというので、そのウラをめぐって、スタジオではいろいろと憶測を呼んでいる。「隠すつもりはなかったと」推理するのは小倉智昭キャスターである。「(事件を)オモテに出したい人がいるんじゃないかと想像する。見せしめのような殺害じゃないのか」

   小倉はさらに事件の背景、動機にも踏み込む。被害者(夫)が大金を動かす投資運用者だったと見られることを挙げ、「マネーロンダリングのために彼(被害者)を使っていて、投資に失敗してかなりの被害が及んだということも考えられる。警察もそういった方向で動いていると思う」と、ウラのカネ絡みのトラブルがウラにあるとの見方を示した。